2023/02/14 14:08
ブログを始めます!
インディレザーと申します。どうぞよろしくお願いします。
私が製作しているレザーアイテムとか、どうやって作っているとか、このブログでご紹介していきたいと思います。
有名なブランドのジーンズが地元のデニム生地で作られていた
私の住んでいる地域ではデニム産業が盛んなのです。ジーンズは小学生の頃から好きで穿いていて親しんでいたんですが、地元がデニムの一大産地だと強く認識したのは十数年前と最近のことなんです。好きなブランドのジーンズのデニム生地が実は地元のものだった!とか、味わいのある色落ちをするデニムを織る昔の織機が実は地元にたくさんあって、それらを大事にメンテナンスして使っていること。デニムの糸を染めるにしても色落ちを楽しめるように芯まで染めないとか。こだわりの方々が近所にいるなんて素晴らしいこと。
デニムを使った革小物を作りたい
そんな地元が誇るデニム生地を使って何か作れないかな。もちろんレザーを合わせて。
前の仕事では、ずーっと名札を着けて仕事をしていました。デスクワークの時も現場に行く時も。デニムを使った名札のケースがあったらデニムを毎日着けて居られるし、出会う人がデニムの名札ケースに気づいたとき、さりげなく、地元愛ですとか、デニムの一大産地ですよー、とか、話のタネにもなる。
試作してみる
最初の試作品。手縫いです。何を思ったかアシンメトリーなデザイン。左側だけにリベットを打って、吊り下げるための穴をセンターからオフセットしたら面白いんじゃないかと、自分の中で盛り上がったのです。。いまいちです。
試作してみる2
デザインを決めました。上の写真は全て手縫いで製作した色々な色落ちデニムを使ったサンプルです。この後、量産に向けて、サンプルで作った型紙データで抜き型を発注したのですが。。
あ、合わない。。
デニムの裏面に補強用のレザーを接着してミシンでステッチを入れて前面(窓面)を、あらかた組み立てた後、背面用の刻印を入れたレザーのパーツを合わせるのですが、合わないんです。。ミシンでステッチを入れると伸びて大きさが変わるんです。。ステッチを手縫いでサンプルを作った時に気づくチャンスがあったのですが、裁断を少しミスしたかなと思い込んだんです。。抜き型の再発注。
デニムにステッチを入れるときは、デニム生地も個々に硬さに違いがあるのでミシンの糸調子を変えて縫っています。他にも組み立ての時に気をつけることがありますがブログが長文になるのでこの辺りで終わります。
インディレザーがこだわって製作した デニム✖︎レザーの名札ケース です。
*窓の透明なパーツは名札本体に縫い付けていません。スライドさせて出し入れできます。